仕事中に空想や反すうが止まらない人へ|ADHD傾向の私が実践している集中力を取り戻す方法

空想や反芻思考で仕事に集中できない

仕事をしているはずなのに、気づいたら頭の中では別のことを考えている。

何年も前に上司から言われた嫌な言葉を思い出したり、まだ起きてもいない未来のトラブルを想像したり。

気づけば目の前の仕事は止まり、頭の中だけがどんどん忙しくなっている。

私自身、ADHD傾向があることもあり、昔から空想が多いタイプでした。

楽しい空想ならまだ良いのですが、実際には嫌な記憶や不安な想像が膨らみ、仕事に集中できなくなることがよくあります。

今回は、

  • なぜ仕事中に空想や反すうが起きるのか
  • ADHD傾向との関係
  • 実際に私が行っている対策

について、科学的な視点と実体験の両方からまとめてみます。

同じ悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。


仕事中に空想や反すうが止まらないのはなぜ?

まず最初にお伝えしたいのは、空想や反すうそのものは珍しいことではないということです。

人は誰でも、目の前のこと以外を考える時間があります。

ただし、ADHD傾向がある人は注意が内側に向きやすく、仕事中にも頭の中の思考へ引き込まれやすいことが知られています。

私の場合は、

  • 昔の嫌な出来事を思い出す
  • 上司とのやり取りを何度も再生する
  • さらに嫌な展開を想像する
  • 気づいたら数分経っている

という流れがよく起こります。


空想と反すうの違いとは?

空想は頭の中の物語

空想とは、実際には起きていない出来事を頭の中で想像することです。

楽しい未来を考えることもあれば、自分の理想の姿を思い描くこともあります。

適度な空想は創造性にもつながります。


反すうは「嫌な記憶の繰り返し」

一方で反すうとは、

過去の失敗や嫌な出来事を何度も繰り返し考えてしまう状態です。

私の場合は、

「あの時こう言われたな」

という記憶から始まり、

「もし次に同じことが起きたら」

「もっとひどいことを言われるかもしれない」

と想像が広がっていきます。

そして気づくと仕事への集中力がなくなっています。


ADHD傾向の人が空想や反すうに引っ張られやすい理由

ADHD傾向がある人は、

興味のあることには集中できる一方で、刺激の少ない場面では注意がそれやすい特徴があります。

特に、

  • 単純作業
  • 待ち時間
  • 暇な時間
  • やることが曖昧な時間

には空想が入り込みやすくなります。

実際に私も忙しく動いている時より、

少し手が空いた時の方が空想や反すうが強くなります。


私が実践している「空想から仕事へ戻る方法」

ここからが実際に効果を感じている方法です。


① 「これは空想だ」と気づく

昔の私は、

空想や反すうが始まるとそのまま飲み込まれていました。

今はまず、

「今、空想している」

「今、反すうしている」

と認識するようにしています。

それだけでも少し客観視できるようになります。


② 空想を消そうとしない

以前は、

「考えちゃダメだ」

と思っていました。

でも実際には逆効果でした。

空想や反すうを完全に止めるのは難しいです。

そこで私は、

ゼロを目指さない

ようにしました。


③ 頭の中の割合を下げる

私が意識しているのは、

「空想をなくすこと」ではなく、

「空想の占める割合を減らすこと」です。

例えば、

頭の中の60%が空想なら、

まずは50%まで下げる。

そんなイメージです。

完璧を目指さない方が続けやすいと感じています。


④ とにかく手を動かす

一番効果を感じるのはこれです。

考えるより先に動く。

小さな作業でも構いません。

手を動かし始めると、自然と頭の中の空想は弱くなります。


暇な時間を減らすと空想は減りやすい

私の場合、

空想や反すうが強くなるのは暇な時間です。

だから職場では、

「時間が空いたらやることリスト」

を作っています。

例えば、

  • デスク整理
  • 書類整理
  • 備品確認
  • 車の掃除
  • 他スタッフの手伝い
  • カルテ情報収集
  • 人との情報共有

などです。

やることを決めておくだけで、

空想に入り込む時間が減りました。


認知行動療法的に考えると大切なのは「戻ること」

認知行動療法では、

思考を無理に消すことよりも、

思考との付き合い方を変えることを重視します。

そのため私が意識しているのは、

気づく

作業へ戻る

また気づく

また戻る

この繰り返しです。

うまくできない日もあります。

それでも少しずつ戻る練習を続けることで、以前より仕事に集中しやすくなりました。


まとめ|空想をなくすより、現実に戻る力を育てよう

仕事中の空想や反すうは、

意志が弱いから起きるわけではありません。

私自身も長年悩んできました。

ただ最近は、

空想をゼロにしようとするのではなく、

「気づいて戻る」

ことを意識するようになりました。

  • これは空想だと気づく
  • 手を動かす
  • 暇な時間を減らす
  • 今やるべき作業に戻る

この繰り返しです。

もし仕事中の空想や反すうで悩んでいるなら、

まずは完璧を目指さず、

頭の中の割合を少し下げるところから始めてみても良いかもしれません。


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